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川辺川ダムも手詰まり

 潮谷義子知事は12月議会6日の本会議で三選不出馬を表明した。表向きの理由は「気を抜けるタイプではなく三期までやると燃え尽きてしまう。余力を残し福祉やボランティアに余世を注ぎたい」(某県議への回答)としているが、事実は全く異なる。潮谷知事は少なくとも11月中旬頃までは「三選出馬」の意向を周囲に洩していた。知事の後援団体「さやかの会」の一人も「私達は三選に向けて動いていましたし、組織の再確認作業に追われている最中に突然の不出馬宣言で、会員の間では『冷たい裏切り』の声も出ています」と語っている。
 不出馬の真相については1、松岡利勝氏の死亡。2、川辺川利水問題で農水省が来年度予算を組まなかった。3、身内が実質潮谷知事が運営している慈愛園内でセクハラ行為を行った。以上の三点に絞れるのではないか。

<中略>

 セクハラ問題が表面化したのは慈愛園内某施設に勤務していたAさん等が熊本労働局に「日常的にセクハラが行われており安心して働ける労働環境にはない」と告発した事に端を発する。それまでも同園の柏尾誠之理事長(元熊本市助役)や、他の理事にも匿名で内部告発を行ったが「全く反応がなかった」事から労働局への告発になったという。セクハラの程度については「かなり深刻」と聴いているが、目下裏取り中であるので、これ以上は遠慮する。同園関係者は「この問題の真相が暴かれるのを潮谷先生(知事を園では先生と呼ぶらしい)は恐れたのではないかと私達は考えています」と話すが、それ以上については「私達にも生活がありますから」と云って多くを語る事はなかった。


第三者委員会の調査結果
潮谷寄りの熊日紙の見出し

 社会福祉法人慈愛園の職員等が訴えた「幹部職員等のセクハラ」問題について同園理事会(柏尾誠之理事長)は今春「理事、外部識者、弁護士」による「第三者調査委員会」を立ち上げ、去る10月2日調査結果を公表した
 筆者は、朝日、毎日と熊日の3紙の記事を読んだが、何れもベタ記事扱い。本来なら知事が係る福祉法人の出来事であり、大きく報道すべき思うが、現職知事への遠慮からか、ベタ記事になったと思う。それでも朝日は「『性的言動』認める報告、熊本市の慈愛園」の見出しで『性的な言動で職員の就業環境が害された』と認める報告書を発表した」以下略と報道。毎日は「熊本『慈愛園』に環境改善求める セクハラ調査委」の見出しで「…また、職員が女子中学生や高校生の体に触れるなどの人権侵犯の誤解を招きかねない行為もあった」として調査委が改善を求めている旨報道。で熊日さん「慈愛園セクハラ行為確認できず 第三者委調査結果」の見出しだ。明らかに見出しだけを見る限り慈愛園内でセクハラは行われていなかったの印象を読者に与えるものだ。「…セクハラ行為は確認されなかったが、一部で性的な言動があったという」と優しく表現している。記事の内容は調査委の報告書にどの社も沿ったものだが、朝日、毎日が「言動があった」と断定しているのに比べ熊日は明らかに潮谷知事の顔色を窺った報道と云えるのではないか。


潮谷知事2回の選挙資金は自民丸抱え
最後は鎌倉推選で裏切り -自民党のロボット知事最後の抵抗-

潮谷の話振り、物腰の柔らかさは見事な演出である。性格の偏狭さは身近に接した者しか分らない。講演や挨拶の話し方は上手く、多くの女性や老人はこれでコロリと潮谷のファンになる。だが、県庁幹部で身近に潮谷知事と接点を持つ人物は「物事が自分の思う通りに運んでいる時はいいのですが、一寸躓く(職員の責任ではない)とすっごい剣幕で怒鳴りますよ」と語り陰で「癇癪ばあさん」と呼んで鬱憤を晴らしているらしい。ばあさんで思い出したが、県議、市議を始め、経済界の者までが潮谷知事を言葉にする時には「潮谷のばあさん」と呼んでいる。頭の切れの悪さ、政治手腕の乏しさをちゃかしての言であろう。

<中略>

赤字財政転落を目前にして無為無策が潮谷県政ではないか。「元気な熊本づくり」と実に抽象的な文言も目立つが、県内の中小企業の倒産は激増しているではないか。美しい言葉の羅列で県民を偽り続けた8年であった。反面というか、権力者に擦り寄る術は「動物的感覚」の持ち主で、乳児園長時代に知己を得た福島譲治知事に接近。箱物造り知事として評価が落ちていた福島の人気取りの目玉として「女性副知事」任用に上手く乗った副知事時代に松岡利勝代議士や松岡系の県議に接近、自分を売り込み中に福島知事が急死。ロボット知事として自民党県連に担ぎ出されて、選挙資金も丸抱えで初当選を果した。以後県政の福祉部門に力を入れた他は副知事以下部長クラスに丸投げで今日に及んでいる。不出馬の言に「このままだと燃え尽きてしまう」があるが、燃え尽きる程県民の為に仕事をしたのでしょうかね、潮谷義子知事クン。任期満了後は慈愛園の運営に携ると思うが、知事時代に数々の便宜を計った事例を本紙を始め、大手紙に暴かない様に倫理問題、サービス残業の解消等に務めて頂きたい。


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