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熊本市東区八反田1丁目14-8

発行者:福島 宏

電話:096-234-8890
FAX:096-234-9883


 
 

 
■筆者が熊本市銀座通りに在る大熊本証券のドアを開けたのは丁度1年前。正確に云うなら平成18年1月16日である。

数人の女子社員の姿が見えたが、たまたま近くに居た女子社員に「一寸相談があるんですが」と云って窓口の椅子に座った。女子社員に「初めてだが株を始めたい、資金は200万円程度を用意している」と伝えた。女子社員が名刺を出したので筆者も渡す。以下この女子社員をK子と呼称する。

K子に「どんな株がいい(上る)か」と聴くと「一寸お待ち下さい」と云ってパソコンがら数社の「チャート図」を出力して戻った。その中に筆者が「どうだろか」と思っていたシャープもある。

白黒の棒が並んだグラフの棒だが、筆者にはチンプンカンプンである。「この線は何か」と聴き、黒線が下げ幅、白線が上げ幅であると知った。後でこの白黒の棒線が「ローソク足」と呼ばれ、上下に細い線が出ているのが「ヒゲ」であると知った。

その日は申込み用紙を貰って同社を後にした。同18日再度大熊証券に出向き「証券取引申込書」を提出する。年収、取引の動機、投資の経験、主たる資金の性格、主たる投資の目的等は加え、株式の変動や、発行企業の信用状況の悪化等により損失を被ることがあります。とリスクの説明もある。

この日は、筆者の希望する銘柄のキヤノンのチャート図要請。K子は、キヤノンとアドバンテスト株のチャートも持って来たが、筆者はキヤノンを選んだ。何故が。カメラ好きな為、キヤノンが新型カメラを出す度に評価が上っていたから「この会社なら大丈夫だろう」と思っただけである。

20日に210万円を持参、キヤノン株1株6,900円×300株を申込んだ。株代金の他に売買手数料20,753円消費税1,037円、保護管理科2,100円が必要であった。こうして生れて始めて株を買ったのである・・・・・

※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。


  団塊世代よ心せよ
■本頁では、偶々筆者が体験した株売買について記した。

初めての株取引であったが何故が私は若い頃から新聞を読む時、株式欄にも目を通していた。その頃現新日鉄は、八幡製鉄と云っていたが、いつ見ても株価は五〇円台前半をうろうろしていた。

その後、何かの機会に「株屋(証券会社)は株転がして儲けるから絶えず株の売買をさせ、最後は客を丸裸にしてしまう」と読んだ事がある・・・・・

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