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期目 オール与党化した議会が擁護


65万の人口を抱える中核市の市長が、自分の好みの女子職員を当選直後に1番身近な秘書課に異動させた。この一連の動きに対する応えに筆者はまだ到達していない。勝手な推察だが、(女子職員が云う所の筆者の記事は想像力で書く)幸山市長の兄が県紙熊本日々新聞社に在籍していた事。幸山市長の不倫相手の女性の夫(小紙報道後離婚)も、同新聞社勤務である事から、市長就任前から何らかの関わりがあった。それ故、「市長就任直後の人事異動で秘書課に配属した」と解釈すれば納得がいく。

所で、幸山市政の発足は平成14年12月である。現職三角と新人幸山が対決した市長選では、自民党市議団を始め、共産党を除く各会派が三角市長を応援した。その三角が落選し、想定外だった幸山が当選した。以後開かれた市議会では幸山提案の人事案件(収入役、教育長、代表監査委員)など4件を否決。対抗するかの様に幸山は「議員の口利きの文書化と公表を行った」。議会と幸山執行部は完全に対立したのである。

所が幸山が再選を果した以後の市議会は、まるで掌を返したかの様に幸山に協力的になった。富合町との合併で、熊本市側が不利な条件も、議会で際立った議論がないまま成立した。反対したのは共産党と自由クラブだけである。何故自民党市議らは急変したのか。自民党市議団の1人は「先の市長選で、自民党市議団は佐藤達三を推した。しかし、真剣に佐藤の為に動いた市議は2、3人しか居なかった。幸山市長の父、繁信(元県議)と兄、幸山の親戚である西村元市議らが懸命な裏工作を行った。その結果、自民党の市議の殆どが幸山陣営に取込まれてしまったんですよ。その市長を攻撃(不倫問題で)出来る筈がないでしょう」と語る。同様の話は他の議員からも聴いている。(反論があれば紙面を提供しますよ)。

小紙の不倫報道後、幸山チルドレンの呆言は前に書いたが、自民党市議の中の数人も「あれは作り話だろう」とか「証拠がなかもんな」「下ネタだけん議会でとり上げる訳にはいかん」等々、あちこちで呆言している。実名を挙げてもいいんですよ、市議諸君。

この様な状況下、敢然と不倫問題を追及したのが、今号の北口議員と共産党市議団だけである。ある市議は筆者が「市長が部下と不倫関係を持ったのは、市の倫理規定に触れる。市長としての人倫に悖るが」と云うと「下ネタを議会で採り上げる訳にいかんですからね」と逃げを打った。なら訊こう、週刊新潮は本年5月20日号(13日発売)で、自民党官房副長官鴻池祥肇と人妻の不倫を報道した。4月28日から2泊3日、熱海市のホテルで過した。交通手段も新幹線で議員の無料パスを使ったという内容だ。発売日に鴻池服官房長官は辞任した。幸山の場合、これより遥かに悪質である。市長のポストを利用して同伴出張し、北海道旅行を愉しんだ。その上、市長としては恥というか、見苦しいラブホ通いをしていた。そんな市長の責任を追及しきらない市議に「己の心を恥じよ」と云いたい。



北口和皇議員の質問・議長が制止

北口議員
「情報誌は、平成20年の3月から8月にかけて、8回の日時及び場所を特定しています。その内、2回の土日は、公務の日程が入っていないだけでなく、あとの4回は、通常であれば公用車で送られる筈なのに、記録では『公用車の使用なし』となっていました。その内1回は午後7時に空港に着き、通常は公用車が迎えに行くのですが、やはり『公用車の使用なし』となっています。最近でこそ家に直接帰る場合など公用車は使用しておられない様ですが、以前は公用車を使用されるのが通常だった様です。情報誌は、こういう場合必ず秘書係長の車を使用していたとして、その写真をナンバープレートを墨で消して掲載しています。尚、この点に関して、何故係長の車がさっと持ち出せたのか不思議でなりませんでしたが、土日を除いて市の駐車場に常駐しておられたのが目撃されています。不倫を前提とした質問ではなく、疑惑を晴らす為の絶好の機会と思います」

(議場の野次多くなる)議長が「北口議員北口議員」と3回、質問を注意する感じで発言。北口議員発言を10数秒中止。

北口議員
「先ほどご紹介致しました通り、疑惑を晴らして欲しいと願っている市民の皆さんが、政治倫理条例に基づく監査請求の署名を集めていらっしゃいます市立産院存続の為の直接請求の署名を取られた時の様に、一生懸命されています」。ここで議長が「北口議員プライベートに関わる質問は控えて下さい」と要望する。「はい」と答えた北口議員は続けて「幸山市長は、政治倫理条例の怖さをご存知ないようですが、公開の場で当事者から1つ1つ事実が確認されます。中略。しかも1回で終わりません、7回位委員会が開かれます。市長の業務に差しつかえると思います。そんな事にならない様にする為にも、この場できちんとお答え下さい。」「議長、私達もやっぱりですね、熊本市が政令市を目指す市長がこんな事をしているなんて、思ってもいない事です。事実でないのなら刑法に基づいて刑事告訴、民法に基づく名誉毀損できちんとして頂きたい。そうすれば70万市民も納得してくれると思いますので、是非告訴をお願いします。

この質問に対して幸山市長は左の珍答弁を行った。

幸山市長

「事実ではありませんので、従って告訴をする事もありません」。

この答弁の後も北口議員は、市長は自らの行動を明らかにする責務がある、と幸山市長を追及した。しかし、与党席から幸山市長への恩返しはこの時とばかりに野次の声が高まった上、議長から「次に進んで下さい」と催促された為「市長から明確な答えはありません。疑惑を払う為にも、是非この情報誌を刑法に照らして告訴して頂けないでしょうか。民法でやっても、損害賠償も打てますので、是非告訴をして下さい。」と云って、市長と部下との不倫問題の質問を終った。