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コラム [毒含流行論]
 

10月号掲載 : 靖国神社 首相の略式参拝
                   日本のユダ・経団連が籠絡か


小泉純一郎首相が、総裁選んで公約した「靖国神社参拝」は毎年公約通り行われて来た。 ただ残念なのは、当初約束した8月15日は、第1回目の参拝で2日前倒しされ、以後参拝日については脈絡がなかった。

そして今年、衆院選で歴史的大勝を収めた小泉首相が靖国神社を参拝するのは確実視され、各メディアは虎視眈々とその日を待った。8月15日前後に焦点を合わせていたらしかったが、これは肩透かしを食った。次は9月に焦点を当てた。この頃「秋の例大祭」の話も出たが、その後に予定されている「日韓首脳会議の直前はまずいと判断している筈」とメディアは勝手に解釈しての9月参拝説であった。


小泉首相が参拝したのは靖国神社秋期大祭の初日、10月17日午前10時過ぎであった。以前でもこの欄で書いたが、日本の神社で重要な行事は春秋の例大祭である。

秋の例大祭は10月17日から20日まで行われる。その初日に小泉首相は参拝を行った。が、今回は私的を強調する余り、これまでの「昇殿参拝」ではなく第二鳥居まで車で行き、その後は徒歩で一般参拝者同様拝殿に至った。

そして、ポケットから小銭を出して合掌し、一拝しただけで退出した。全く無礼千万と云わざるを得ない。これでは只「参拝した」形を示しただけでわないか。「この参拝態度はおかしい」と筆者は思っていたが案の定である。

参拝直後こそ中韓は例の如く喚きまわったが、中国政府動きはすぐに治まった。中国国内のデモも散発的で小さかった。「裏取り引きがある」と感じたのは私一人ではなかろう。


10月24日になってメディア各紙は「日本経団連奥田会長(トヨタ自動車会長)等が9月30日に極秘に訪中していた」と報じた。奥田会長は小泉首相に近い。小泉首相の意を受けての訪中か、中国胡主席に因果を含められたかは分らないが、参拝後の中国政府の動きと、小泉首相の簡略した参拝を考えると事前に中国側の「了解を取り付けていた」と解釈しても、大きく外れる事はなかろう。

奥田等日本の財界人は首相靖国神社参拝による中国の反発を恐れていた。

特にトヨタは中国に進出したばかりである。商売の為には国の魂を売る「ユダ」と化した。

 
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